2010年1月20日水曜日

演歌よ今夜も有難う:秋田・パブやすらぎ訪問記




演歌歌手が歌を生かした副業を始めようとすれば、カラオケ教室かカラオケ・スナック経営しかない。ときには「昼はカラオケ教室、あるいは昼カラ喫茶、夜はカラオケ・スナック」という形態になったりもする。


プロの歌手がママさんやマスターを務めるのだから、そういうカラオケ・スナックは、飲んでいてすごく楽しい。ショーのチャージなんかなくて、キープ・ボトルを飲むだけのお金でプロの歌を堪能できるのだし、そういう店にはたいてい歌自慢のお客さんが集まってくる。ママやマスターのファン、というひとばかりが常連になるのだから、酒癖のわるい客や、酔って騒々しすぎる団体も来なくなる。演歌歌手のスナックって、実はすごく居心地いい遊び場なのだ。





今回はいつもと趣向をかえて、そんな演歌歌手の経営するカラオケ・スナックの典型をご紹介しよう。この連載の第9回でインタビューした、秋田の歌姫・あずさ愛さんが経営する「パブやすらぎ」だ。