2009年11月25日水曜日

東京右半分:ハリウッド北千住店


ロンドン、ハワイ、ハリウッド・・・外国の名前がネオンに踊ったグランド・キャバレー全盛時代はいまいずこ。昭和の風俗として、いまや絶滅直前の状態にあるキャバレー文化の最後の華が、いま東京右半分にひっそり咲いている。かつて「キャバレー太郎」と呼ばれ、納税額日本一を誇った福富太郎さんのキャバレー・ハリウッド・チェーンのうち、北千住と赤羽の2店舗がそれだ(かつて数十店舗を誇ったハリウッド・グループも、いまやキャバレーはほかに池袋の計3店舗が残るだけ)。



しかし、どんなに寂れてるのかと思って入店してみると、これが意外に大盛況! フロアは広いし、内装はゴージャスだし、生バンドだし、女の子たちもキャバクラみたいにきつい営業してこないし、年齢層も幅広いし(お客さんも女の子も)、しかもお値段手頃だしで、すごーくおもしろいんですね。というわけで、キャバレー童貞・処女のみなさまを引きずり込むべく、今週、来週と2週にわたって、ハリウッド2店舗をハシゴ取材。今週は北千住店を紹介してます。