2009年10月8日木曜日

筑摩書房・東京右半分:「下町に響け、ハワイアン」後編


先月から始まった筑摩書房のウェブマガジン連載、『東京右半分』。隔週更新の今週は、「下町に響け、ハワイアン」の後編です。


今回は浅草の<パラダイス・コーヴ>と、根津の<山雲海月>という、2軒のアロハ・ショップを取り上げています。パラダイス・コーヴはオーセンティックなデザインの、ヴィンテージ・アロハや、そのレプリカを取りそろえた店。ヴィンテージだと、とても手を出せないのが、すごく手頃な値段のレプリカになっていて、そそられます!


いっぽう山雲海月のほうは、骨董市で探してきた着物をアロハに仕立てて売っている、できたばかりの新しいショップです。


着物をアロハ、とか言うと、なんとなく「和もの好き」みたいな臭みがただよいますが、山雲海月のアロハは、ぜんぜん別物! 素材となる着物のチョイスから、縫製の凝り方まで、なみなみならぬセンスとエネルギーが注ぎ込まれて、溜め息の出るほど美しい一着に仕上がってます。もちろん、ぜんぶ一点もの。


素材の値段によって、商品の値段もかわるので、1枚のシャツが3万ぐらいから、高いのでは10万円を超す値段がついてますが、もう納得するしかないデザインと存在感。ちょっとでもファッション好きのひとは、全員ハマると思うので、不用意に訪れると危険かも! 僕も、担当編集者も、取材もそこそこに買い物に狂っちゃいましたし。


http://www.chikumashobo.co.jp/blog/new_chikuma_tuzuki/