2009年5月29日金曜日

京都でいちばん汚い飲み屋!

シンプルを単純と訳すのか、簡潔と訳すのか。
整理するよりも、新しい刺激が入ってくるほうがずっと多いとき、そこにダイナミズムが生まれる。
きれいなだけの商空間に、もう食傷してはいないか。ほしいのはデザインではなく、エネルギーなのに。
オレにも持てる場所ではなく、オレだけが持てる場所を。


月刊『商店建築』でひっそり始まっている隔月連載・「オレサマ商店建築」。6月号では、一説によれば“京都でいちばん汚い飲み屋”、しかし文化人に外国人研究者、そしてなぜか大量の若き美女で連夜賑わうという謎の店、木屋町の『八文字屋』を取り上げています。


八文字屋と同じくらい汚くて、しかも同じくらい居心地のいい食堂・ほんやら洞のオーナーでもある店主・甲斐扶佐義さんの、エネルギッシュな半生ともどもご覧いただき、次の京都行きではぜひ、お立ち寄りください!